スプーンとメタルジグの良いとこ取りをしたルアーボディは、メタルジグと同じように鉛を成形して作ってあるため、スプーンで主に使われている真鍮に比べて素材自体も高比重。
スプーンのように単なる抜き打ちではないので、ひつような箇所を肉厚にでき、コンパクトなシルエットでありながら重さも稼げ、メタルジグのように飛距離が伸ばせます。
また、メタルジグよりも安定し、かつレスポンス良く動くので、スローリトリーブで使えます。
そのスピードは、ミノーやワームをデッドスローで引いているようです。
喰い渋った状況でスローに攻めたい時、ミノーやワームでは飛距離が足りない状況でもスプーンコンプリート改なら、メタルジグ並みの広大な射程範囲をゆっくり攻めることができます。
フォール姿勢も木の葉のようにヒラヒラと安定して沈むので、長時間アピールし続けられます。
初代スプーンコンプリートを発売したのは2003年。ジャクソンでは、今から10年以上も前にすでにメタル系ルアーにフロントフックを搭載することの優位性に気づいておりました。
スプーンコンプリート改のフックシステムはボディの動きの妨げにならず、フッキング率を向上できるいちに設計されております。